先日、「作」と「鈴鹿川」の銘柄で知られる「清水清三郎商店株式会社」へお伺いしました。ご案内くださったのは、六代目蔵元の 清水 慎一郎 様。
酒蔵のある三重県鈴鹿市は、サーキット場がある場所としても知られてますが、実は美酒の産地としても有名なんです。その証拠に、美味しいお酒を表す「うまさけ(味酒)」を辞書で調べると、「上等の酒の産地であった『鈴鹿』などにかかる枕詞」との記載が出てくるのです。恵まれた気候風土や水に加え、原料となる良質のお米や麹、そして清水様率いる社員の方々の情熱や醸造スキルが相まって、美味しい日本酒を醸し出しているのだと思いました。国内外で多くの賞を受賞なさっているのも納得です。建替えられたばかりの建物入口には、日本酒の酒瓶を使ったアート作品「天岩戸」(西中千人氏作)の展示が、日本酒紹介コーナーには多数のトロフィーが陳列されていました。伊勢湾が見える蔵のロケーションも、施設内のイベントスペースも素敵でした。お忙しい中、ご案内くださった清水様。本当にありがとうございました。