食事の基本スタイル

スポーツ選手は日々トレーニングを行っているため、運動しない人に比べ、エネルギーや各栄養素の必要量が増加します。
そのため、運動量に見合った食事の「量」と「質」を確保するための配慮がかかせません。
(ジュニア選手の場合、成長するために必要な分も考慮しましょう)

具体的には、毎食、『スポーツ選手の食事基本スタイル』を揃えましょう。

スポーツ選手の食事基本スタイルとは
主食、主菜、副菜、汁物、果物、乳製品 です。 ※汁物は副菜②に代用してもよい。

年齢や性別、体格、運動強度などさまざまな要因によって必要なエネルギー及び栄養素量は異なりますが、スポーツ選手の食事基本スタイルは変わりません。

運動開始までの時間を考慮した食事

トレーニングの成果を100%発揮するためには理に適った、自分にとって最適な食事を選び、ベストコンディションで試合に臨むことが大切です。

下図のように運動開始までの時間を考慮し、いつ、何を、どれだけ食べたら良いコンディションで運動ができるのかを、日々のトレーニングで実践し、確かめていきましょう。

運動時の水分補給の目安

<運動前>

水(ミネラルウォーター)やスポーツドリンクなどを

 250~500ml補給

<運動中>

15~20分ごとに200~250ml

  1. 気温が高い時や長時間運動時には、電解質(食塩0.1~0.2%)と糖質(4~8%)を含む飲料の補給が有効。
  2. 発汗による体重減少の70~80%の補給を目標。
  3. 水温は5~15℃が望ましい。

<運動後>

 速やかに水分補給

参考資料:財)日本体育協会/スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック


backnext