山梨県の酒蔵「山梨銘醸」を訪問しました

「七賢」の醸造元である「山梨銘醸株式会社」へ（2023年12月5日）お伺いいたしました。約４年ぶり（前回：2019年10月11日）の訪問でしたが、蔵を拝見したのは今回が初めてでした。丁寧にご案内くださったのは、十三代蔵元であり、代表取締役社長の北原対馬 様。

七賢のブランド戦略や数々のチャレンジについてお話くださり、いくつもの「金言」を伺うことができました。特に心に残ったのが、「やらないことを決める」とのお言葉。確かに、やることを決めるより、やらないこと、止めることを決断する方が大変なので心に響くひとことでした。

実際に、安定的かつ高品質な酒造りの環境を整える為、2014年には杜氏制を廃して、5ケ年かけて醸造設備を最新機種へ更新なさったり、「あまざけ」の販売を辞め、本格焼酎の製造・販売されるなど、「選択と集中」という経営戦略がしっかり実践されていると感じました。

山梨銘醸様の商品としては、IWC（インターナショナル・ワイン・チャレンジ）2023 純米大吟醸の部BRONZE賞、および2023フランスKURA MASTER 純米大吟醸酒部門 金賞を受賞した「純米大吟醸　絹の味」や、IWC2023 純米酒の部BRONZE賞を受賞した「純米酒　風凛美山」などの日本酒、さらに、壜内二次発酵のスパークリング日本酒「山ノ霞」「星ノ輝」「杜ノ奏」などが有名ですが、それ以外にも世界的に有名なシェフ「アラン・デュカス氏」とコラボした商品を造られるなど、飲み手である私達をいつもワクワクさせてくれる酒蔵様だと感じています。今後の展開も目が離せません！

今回は、併設の「レストラン臺眠」にお伺いすることができなかったので、次回は酒蔵見学と共に、お伺いしてみたいと思います。北原対馬様、そして酒蔵の皆様、ありがとうございました。