[ 北海道 ]

司牡丹酒造株式会社 訪問

先日、高知県の高岡郡佐川町にある創業1603年の老舗
「司牡丹酒造株式会社」にお伺い致しました。

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ご案内くださったのは、平成11年から社長を務める竹村昭彦さま。
竹村さんは土佐学協会理事長なども務められ、
日本酒のみならず高知の食文化にも精通されているので、
お話が伺えて大変光栄でした。

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最初に訪れたのは、180年前・江戸の末期に作られた「白壁蔵」。
高い煙突や濃緑の貯蔵タンクが歴史を感じさせてくれます。
タンクに表示された数字がそれぞれ異なるのは酒税を正確に支払う為とのことです。

 
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土佐には、搾って使う香酸柑橘類の柚子、ブシュカン、直七、だいだい…などを「酢みかん」と呼び、
冷奴に青柚子、秋の戻り鰹には直七果汁、鍋には黄柚子、
坂本龍馬はサバの刺身にだいだいの酢をかけたものが大好物といいわれているそうです。

高知県では18の酒蔵があり、「TOSA NAKAMA 18」といった形でHPにて各蔵を紹介しています。
高知県酒造組合


高知では「シェアする」ことを「なかまにする」といいます。
①杯をなかま:土佐ならではの辛口は、何杯でも飲み続けられる!
②食となかま:土佐の豊富な山川海の幸の美味しさを引き立てる食中酒!
③技をなかま:造りのデータを共有し、土佐酒全体がハイレベルに!
④人となかま:土佐酒を酌み交わせば、誰でもすぐ仲間!


土佐ではシェアすることを「なかまにする」といいます。
土佐のおきゃく(土佐流宴会)は「なかま」そのもの。
お酒をつきあい、皿鉢料理をつつきあい。
酒も肴も空間も、全部みんなで「なかま」にします。


皆様も高知を訪れた際には、地元の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
竹村様、ありがとうございました!

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