[ 北海道 ]
静岡マラソン前後の食事とステキな出逢い
土砂降りの雨の中、昨日(3/1) 弊社代表の こばたてるみが『静岡マラソン』を完走しました。寒さと練習不足の中で、どのように42.195km を走り切ることができたのか…。その秘密は食事にありました。どんな食事を摂ったのかを紹介してもらいましょう。
☆目標は制限時間の5時間半で走り切ること!……今年1月、エアロビクスなどで週1、2回カラダを動かすことはあっても、ジョギング、ランニングは殆ど行っておらず、出張移動やデスクワークで座位も多く、フルを走る自信は全くナシ。2月に入り、4~7kmを3回、10kmを2回、20kmを1回、レース前日はOFF。そのような中、週間天気予報の雨マークをみて益々走る気がなくなってました。とはいうものの、食事だけはマラソンを走ることを意識したものに。今回のカギは、寒さ対策とガス欠を防ぐ食でした。
☆ポイント1「カーボローディング」………走る際のエネルギー源を貯蓄すべく、レース3日前から高炭水化物(高糖質)食に切替えました。「ママ食べ過ぎじゃないの~」と子ども達に言われるほど、食事や補食でご飯、パン、大福、さつまいもなどから炭水化物(糖質)をたっぷり補給しました。
ご飯、ショートパスタやシチューのさつまいもから糖質補給
焼き芋・豆大福で筋グリコーゲンと幸せチャージ!
ご飯、タラスパ、さつまいもの煮物、パインから糖質を
補食のおはぎ、大福、ミニパン
☆ポイント2「レース当日の食事は時間や環境を考えて摂取」………レースはam8:20スタートでしたので、約3時間前の5時半に朝食をたべました。ホテルのレストランは6:30オープンだったので、前夜に入手しておいた高糖質の食事を摂取。スタート付近に到着した約40分前にエネルギーゼリーを1つ(100kcal)摂取してレースに臨みました。食事環境はいつでも整っている訳ではないため、普段から何を選ぶと良いかを意識しておくことが大切です。
コンビニ調達の高糖質朝食
この日は気温も上がらず、雨は途中であられorひょうに変わるほど寒さが厳しかったので、水分補給は量のコントロールを意識しました。つまり、熱中症や脱水よりも低体温症の方が心配だったので、給水ポイントで毎回補給するものの、コップ1/3程度にとどめておきました。
給食として用意されていたものは、静岡おでん、石垣イチゴ、パン、バナナなどでしたが、おでんは長蛇の列ができていたので断念!イチゴは水分と糖質が補給できて食べやすいのですが、寒かったので摂りすぎないように注意。また、持参したエネルギーゼリー170kcalのもの2つは、タイミングを考えて(15~20km、30~35km)摂取しました。
☆ポイント3「レース後は速やかに糖質+たんぱく質補給」………疲労困憊の中、なんとかゴールに辿り着いた後は、糖質とたんぱく質が補給できるヨーグルトドリンクを速やかに摂取。その後は、ご用意頂いたお弁当を少し食べ、帰京してから焼肉とシャンディーガフ、チヂミ、サラダなどで心とカラダにしっかり栄養補給しました!
チヂミ+焼肉(糖質+たんぱく質)で疲労回復促進!
完走のご褒美アイス♪
今回のレースも十分トレーニングせずに臨む結果となり、反省中です。ただ、マラソン前後の食事を意識したことで、今回の完走につながったとも感じています(多分、好き勝手に食べてたら完走には至らなかったと思います)。最善は、トレーニングも、食事も、休養も充実させることなので、次回チャレンジすることがあれば少しでも3つの充実度を高めていきたいと思います。
そして、大変なレースではあったものの、ステキな出逢いや再会にも恵まれました!
お笑いの「さわやか五郎さん」とレース前後の食事についてトークショー。 マラソン解説者として有名な増田明美さんと一年ぶりの再会。 BS1「ラン×スマ」のスマイルランナーとしても活躍する中村優ちゃんには、三浦半島100kmマラソンの収録以来の再会。まさか静岡マラソンのレース中に偶然会うことができるとは…。ご縁を感じちゃいました! 最後は、山西哲郎先生との一枚。ランニング学会の元会長でもある山西先生からは、ご著書を頂きました。先生が持っているのは、私の拙著「マラソン勝負メシ」。 こんなにステキな出逢いが沢山あると、やっぱり体育会系スポーツ栄養士は辞められません(笑)! 「静岡マラソン」大会運営にあたり、ご尽力くださった関係者の皆様、ボランティアの方や応援して下さった皆様、この場を借りて厚く御礼申し上げます。どうもありがとうございました!
さわやか五郎さんと「レース前の食事」
増田明美さんと一年ぶりに♪
「ラン×スマ」でお馴染の中村優ちゃんと!
ランニング学者の山西先生と
☆ 公認スポーツ栄養士 こばたてるみ ☆